こんにちは。「まっしろライター」のましろ(@mashirog)です。
最近、電車に乗っていて気がついたことがあります。
乗客のほとんどが、スマホをいじっているのです。
それも、虚ろな目で、一心不乱に…。
なにかと忙しい現代、みなさん心に余裕がなくなっているのでしょうか。
↑こういうことをTwitterで言っている人、たまにいますよね。
けど、余計なお世話じゃないですか?
虚ろな目は元々そういう目なのかもしれないし、単に眠いだけかもしれない。
一心不乱なのも、スマホに限らず、電子端末を操作するときは集中するものです。
たぶん、「どうせLINEとかゲームとか無駄なことをしてるんだろう」と思われているのでしょうが、ニュースサイトの記事を読んだり、ブログの記事を書いたり有意義なことをしている人もいるはずです。
というより、他の人が何をしているのかいちいち気にしている人の方が、よほど心に余裕がないと思います。
…と、これだけで終わるとTwitterでつぶやくのと大して変わらないので、もう少し掘り下げてみます。
電車で何をすればいいのか?
なぜ「電車内でのスマホ」が話題になることが多いかというと、やはり「やっている人が多いから」だと思います。
確かに、今はみんなスマホをいじっていますからね。
満員電車で窮屈なときに誰かのスマホが体に当たったり、優先座席に座っている学生がスマホをいじっていたりしたら、何か言いたくなる気持ちはわかります。
(その学生が、「優先座席に座る必要がある人なのか」を外から判断するのは難しいのですが、それは別の話)
昔を思い出す意味も込めて、電車でしていても他の人に嫌な顔をされないことを挙げてみました。
本を読む
これは定番ですね。「電車で本を読んでる人がいた。うざい…」という意見は聞いたことがありません(マンガならあるかもしれない)。
私も、スマホを除けば、本を読んでいることが一番多いです。今も電車に乗る用事があるときは、カバンに本を1冊しのばせておくようにしています。
電車の振動が心地よいのか、目的地に着くまでという時間制限があるからなのか、不思議と家で読むよりも集中できるような気がします。
ただ、本は良くてスマホはダメというのも、イメージの問題ですよね。内容の薄い本よりも役に立つネットの記事なんて、いくらでもあるのに…。
音楽・ラジオを聴く
イヤホン・ヘッドホンの音漏れにさえ気をつければ、おそらく誰にも迷惑をかけない一番の方法だと思います。
むしろ、スマホをいじりながら、本を読みながら聴いている人も多いのではないでしょうか。
幸い、私が通勤時に利用していた相鉄線は、座れないとしても最低限吊り革には掴まれたのですが、それもできないほど混んでいるときは、本を読むのを諦めてスマホでラジオを聴いていました。
朝の時間帯だと、radikoの「ラジオNIKKEI第2」(RN2)がおすすめです。トークが一切なく、最新の邦楽・洋楽がずっと流れているので良いんですよね。
電車内を観察する
冒頭で、「電車でスマホをいじっている人が多い」とTwitterで愚痴を言っている人に異論を唱えましたが、ある意味正しい行動だとも思います。
だって、そのおかげでTwitterに書くネタが見つかったんですよね? さらにいうと、このブログのネタにもなった。
Twitterなりブログなり、何かを発信している人であれば、電車内にどんな人がいるか、電車にどんな広告が載っているかを観察するのは格好の素材集めになります。
どうせ目的地に着くまで動けないのだから、それまでの時間を有意義に使いたいものです。
ブックライターの上阪徹さんも、「電車の週刊誌の中吊り広告を見て、タイトルの付け方を勉強した」と著書で仰っていました。
ちなみに、私がたまにレポート記事を投稿している「そうてつStyle」のサイトを知ったのも、電車広告でした。「ライター募集」という言葉がふと目に留まったんですよね。
相鉄線の電車なので、おそらく昔からずっと載っていたのでしょうが、「ライターになりたい」というアンテナを張っていたからこそ見つけられた広告なのだと思います。
電車でスマホいじっている人がうっとうしい、という気持ちは少しわかる。
ここまで書いておいてなんですが、かくいう私も、他の人がスマホをいじっているのを見るのはあまり好きではありません。
スマホを操作するときって、フリックしたりタップしたりして指を結構動かしますよね。
私は「気にしい」(気にしすぎる性格)なので、あの動きが視界に入ってくると、どうしても気になってしまうんです。同じ理由で、ガムを噛んでいるときの口の動きなんかも。
ガラケーのボタンを押すときはそこまで指は動かないので、スマホだけがとやかく言われるようになったのは、「動きが目立つから」という理由もある気がします。
目の動きでスマホを操作できる技術が発達すれば、こうした問題も解決するのかもしれません。