こんにちは。「まっしろライター」のましろ(@mashirog)です。
引っ越しを機に、自宅でのライティング環境を整えたいと思い、スタンディングデスクを導入することにしました。
文字通り、立ちながら作業ができる机ですね。
最初に買おうと思っていたのは、以前Twitterで見かけた、オカムラの「Swift」という商品。
結構いい値段しそうだけど、せいぜい5万円前後だろう。これで作業効率が上がるなら、投資と割り切るべきか……。
>税込 153,360 円
>税込 153,360 円
>税込 153,360 円
さすがに高すぎるので、ラックで代用した
ボタンひとつで高さを調節できたりしますし、デザインの良さも考えると、値段相応のメリットはある商品だと思います。
とはいえ、やっぱり高い。ただでさえ引っ越しをしたばかりなので、今のタイミングでこれ以上の出費は避けたい。
手動で高さを変えるタイプのものなら2・3万円台で売っているみたいですが、安物買いの銭失いになりそう。
とりあえず、スタンディングデスクのメリットだけでも体験する方法はないものか……と考えていたところ、部屋の中のあるものが目に飛び込んできました。
数年前に買った、ファイルやカラーボックスを置くために使っているラック。棚板が4枚ついていて、13cm間隔、10段階で高さを変えられるものです。
これで代用できるんじゃないか? と思い、やってみました。
棚板を2枚だけ残して、上の段を108cm、下の段を70cmの位置に設定。
運良く、70cmはJIS規格で定められた一般的な机の高さ。そして108cmは、スタンディングデスクの理想的な高さのようです(その人の身長によって多少上下します)。
立ちながら作業するときは、ノートパソコンを上の段に置いて。疲れてきたら座って、パソコンを下の段に持っていって作業する感じですね。
立って仕事をするメリットとは?
ずっと座りながら作業をしていると、腰痛や肥満になりやすくなります。これだけなら、「まあ、そりゃそうだろうね」で終わる話。
しかし、1日の中で座る時間が長い人は、短い人よりも死亡リスクが高くなると言われては、一概に無視できなくなってきます。
なので、たとえパソコン仕事でも立ってやるのがいい。
それも立ちっぱなしではなく、適度に立ったり座ったりを繰り返す。そのためのスタンディングデスクなわけです。
また、健康面だけでなく、立っていた方が作業に集中できるというメリットもあります。
座っていると落ち着くぶん、ついネットサーフィンしたり、スマホをいじったりしちゃうんですよね。下手すると、そのまま寝てしまったり…。
立ちながら作業をすると、完全に仕事モードに切り替わるというか、他のことに意識が向きにくくなるのだと思います。
電車の中で読書するとき、座れずにつり革につかまりながらの方が早く読み終わる気がするのも、おそらく同じ理屈なのでしょう。
まとめ
そんなわけで、スタンディングデスクを買うのは保留して、ひとまず棚を動かせるラックで代用することにしました。もう少し稼げるようになったら買うかもしれません。
2週間ほど続けてみた限りでは、結構いい感じ。集中できるようになったおかげで、心なしか文字を書くスピードも速くなった気がします。
デメリットは、当然ながら足が疲れることですが、仕事をしながら適度な運動ができると考えれば、お金の面でも時間の面でもむしろメリットになると思います。
デスクワークが多く、座っている時間が長い方は、立ち作業を取り入れてみてはいかがでしょうか。
スタンディングデスクを買わないまでも、いつも使っている机をダンボール箱などでかさ上げするだけでも、効果はあるはずです。