こんにちは。「まっしろライター」のましろ(@mashirog)です。
最近、夕飯を食べながらこの動画を観ています。
稲葉百万鉄さんの、「俺の屍を越えてゆけ」の実況動画シリーズ、「脇下一族列伝」。去年も一度観ているので、これでが回目。
実況がおもしろいのはもちろんですが、「俺屍」のゲーム自体がおもしろい。私自身も、これまでに5周くらいはプレイしています。
そんな俺屍、ブログ運営にも通じる部分が多い気がしたので、書いてみたいと思います。
やめない限り、いつか必ず結果が出る
俺屍の場合
俺屍は、平安時代が舞台のゲームで、朱点童子という鬼に呪いをかけられた一族が主人公。
その朱点童子を倒すのが最終目標ですが、呪いによって一族は長くても2年しか生きられません。
そのため、限られた時間の中で戦って経験値を貯め、神様と交わって子どもを作り、優秀な遺伝子を次の世代に残していく。
順調にいけば、4~5世代目には相当強くなって、朱点童子もあっさり倒せるようになるでしょう。
しかし、そこで初めて真のボスが明らかになる。新しいダンジョンも増えて、元からあったダンジョンの敵も急激に強くなる。
さっきまで各ダンジョンのボスを簡単に倒せていたのが一転、序盤のザコ敵にすら苦戦するようになってしまう。
このあたりで、心が折れるプレイヤーも多いようです。
けれど、ここを乗り越えられれば、一族はまた少しずつ強くなっていきます。
仮にダンジョンで全滅したとしても、出陣していない一族がひとりでも家に残っていれば、そのひとりからやり直せる。
ゲームをやめない限り、いつか必ずクリアできる。俺屍はそういうふうに作られているのです。
ブログの場合
一部の人を除いて、ブログを開設してすぐに結果が出ることありません。ほとんどの人は、1日10PV未満の状態から始まっているはず。
それでも、記事を書き続けていけば次第に検索エンジンに引っかかるようになり、アクセス数も増えてきます。
2・3ヶ月後には数千・数万PVを達成して、「ブログって案外楽勝じゃん」と思う人もいるかもしれません。
が、そこから伸び悩む。
記事を書いているのに、思ったようにPV数や収益が増えない。むしろ減ってしまう場合すらある。
ここで心が折れてやめてしまうか、歯を食いしばってでも続けるかが、ブログ運営の分かれ道といえます。
SEOなどのテクニックを学ぶのも大切ですが、記事を書き続けていれば、よく読まれている記事とそうでもない記事が出てくるので、自然と書き方も分かってくるでしょう。
他のブログより成長曲線はゆるやかだったとしても、続けてさえいれば必ず結果が現れる。ブログもまた、そういうものだと思います。
人によって、全然違う結果になる
俺屍の場合
俺屍のシステムは、1999年のゲームであることを考慮しても、非常にシンプルです。
一族の顔グラフィックは、128種類しかない。初代ポケモン(151種類)よりも少ない。
けれど、髪や肌の色、生まれてくる順番がランダムというだけで、プレイヤーによって家系図の形はまったく別のものになります。
同じ顔グラフィックの子でも、ある人にとっては初代当主だったり、別の人にとってはラスボスにトドメを刺した子だったり、ひとりひとりに違うドラマがある。
前述の「脇下一族列伝」の動画も、もし私がプレイしたときと同じ内容だったら、おそらく2回も観ていないでしょう。
特に、和泉と津那美のコンビが好きだったなあ……という萌え語りは、脱線しそうなのでやめておきます。
ブログの場合
ブログも、システム自体は非常にシンプルです。
はてなブログでもWordPressでも、やっていることはほとんど変わらない。記事を書いて投稿するだけ。
なのに、記事の内容が違うのは当然として、ブログの形も人によって全然違ってきます。
アフィリエイトメインで、そのブログ自体が収益源の人もいる。
ブランディングのために記事を書いて、ブログを経由して仕事を受注している人もいる。
もちろん、お金や仕事を抜きにして、好きなものに関する話をひたすら書いている人もいる。どれも間違いじゃない。
人の数だけブログがある。仮に記事をパクッたとしても、その記事を書いた人の志までは真似できません。
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おわりに
RPGゲームそのものがブログ運営に似ている(少しずつ経験値を貯めていくところなど)ともいえますが、俺屍は特に共通点が多い気がしたので書いてみました。
あまり強くない子どもが生まれても、裏で持っている素質は高くて、孫の世代で開花する場合があるのもそう。
書いた直後は見向きもされない記事でも、何かのきっかけで急に読まれるようになったりしますからね。
※一応、Amazonの商品ページへのリンクを張っていますが、今から俺屍をプレイするのであれば、PlayStationストアからリメイク版をダウンロードするのをおすすめします。